【第16回~第20回】★第16回 平成14年3月22日 日記分★え~っとですね、時間となりましたので始めたいと 思います。 茨城弁講座実践編も第16回目となりました。 今回は言われてあまり良くない言葉だとは思います が、ご紹介してみたいと思います。 私が中学生のころ「ちくやん」と呼ばれていた先生 がいました。 その当時は「ちく」というのがどういう意味か分か らなかったため「きっとニックネームに違い無い」と 思っていたのでした。 しかし、実際には茨城弁である意味を持っていたの でした。 「ちく」または「ちくぬき」というのは、「うそ」 とか「うそつき」という意味があるのです。 ということは、その先生も生徒からそういう風に 思われていた。っていうことになるんですね。 では、最後に使用例です。 茨:きゃつはちくぬきだな。 標:あいつはうそつきだな。 ということで今週の茨城弁講座はいかがでしたか。 それではまた次回です。 ★第17回 平成14年4月5日 日記分★ さて、今回も茨城弁について学ぶ「茨城弁講座」の お時間がやってまいりました。 張り切っていきましょう。 今回は、人を誘う場合の表現について学んでいき ましょう。 人を誘う場合通常は「こー」とか「きたらかっぺ」 という言葉があります。 これが敬語の場合は「きなんしょ」という言葉にな ります。 「○○なんしょ」と動詞の連用形に付くことで「く ださい」とか「なさいませ」という表現になります。 茨城弁の場合、敬語の表現がほとんど無いと言って も良いのである意味では貴重な言葉だとも言えます。 それでは最後に使用例です。 茨:おー、今度うぢにこーよ(来たらかっぺよ)。 標:ねえ、今度家においでよ。 茨:うぢにきなんしょ。 標:どうぞ家に来て下さい。 それではまた来週です。 ごきげんよう~。 ★第18回 平成14年4月13日 日記分★ 今回は、私も実は知らなかった言葉についてお送り したいと思います。 先日の「うい~くり~ひめっちにゅーすだっぺ」の 時に出て来た言葉なのですが、「お腹いっぱい」「充 分に」といった意味で「ほげほげ」という言葉がある のだそうです。 「正調 茨城弁大会」の中で出て来た言葉で、私は最初 意味が分かりませんでした。 しかし、最後の解説のところでようやっと意味が分か りました。 普段使っている「言葉」以外にも、まだまだあるんだ な、ということを実感しました。 それでは最後に使用例です。 茨:めし、ほげほげ食ってけ。 標:御飯を腹一杯食べていってください。 ということで、本日はここまでです。 ★第19回 平成14年4月19日 日記分★ 毎回茨城弁のいろんな言葉について取り上げている 「茨城弁講座」。 今回は、冠婚葬祭の言葉についてやっていきたいと 思います。 茨城弁では「葬式」の時「じゃんぼ、じゃーぼー」 といった言葉を使います。 実は私も先日の「正調 茨城弁大会」やガイドブック で知ったのでした。 何だか、全然違う言葉になってしまったかのようです が、是非覚えておきたい言葉ですね。 それでは最後に使用例です。 茨:じゃんぼ できちゃった 標:葬式ができてしまった いかがでしたでしょうか。 それではまた来週までごきげんよう。 ★第20回 平成14年4月26日 日記分★ みなさ~ん。こんばんは~。 それでは今日も張り切って「茨城弁」の勉強を始め ましょう。 今回は「あおなじみ」という単語を取り上げたいと 思います。 「あおなじみ」と言うのは、「ぶつけた時にできるあ ざ」の意味です。 こういった言葉は日本全国でいろんな表現が使われて いることと思いますが、やはり「茨城弁」を代表する表 現でもありますので、是非覚えていただいて、できれば 使っていただけるとうれしいです。 では、最後に使用例です。 茨:かどんどごさぶっつげで あおなじみできちゃった。 標:角のところにぶっつけてあおなじみができてしまった。 いかがでしたでしょうか。 それではまた来週です~。 ジャンル別一覧
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